さわやかな春の陽がふりそそぐ、2025年4月3日。オリックス劇場にて、大阪校の各スクール合同のバンタン入学式が開催されました!
今年はおよそ1800名の新入生と保護者が参加。会場がオープンすると続々と新入生たちが入場しました。少し緊張した様子もあれば、笑顔で記念撮影する姿も。バンタン生活のはじまりに胸が高鳴ります!
▼VANTAN祝辞/株式会社バンタン 取締役 吉岡 芳樹
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新しいスタートに緊張している方も多いと思います。でも、それを上回るドキドキやワクワクが、皆さんにあるのではないでしょうか。“譲れない夢”や“心から好きなこと”があってこの場に立っている。そう信じています。1965年に創立したバンタンが60年変わらず大切にしてきたのは、若い人の夢に寄り添い、徹底的にサポートする姿勢です。“VANTAN”は、フランス語で20歳を意味する言葉に由来した造語であり、情熱と夢を象徴する言葉として名乗ってきました。そして私たちは在校生の皆さんのことを、夢を共に追う仲間という想いを込めて“メンバー”と呼んでいます」
「そんな“メンバー”に大切にしてほしいことが3つあります。1つ目は“好きであり続けること”。心から好きなことが、前に進む力になります。2つ目は“行動し、自信を持つこと”。今日ここにいる事実こそが、すでに大きな価値です。自分の行動に価値を認め、自信を持つことがさらなる原動力につながります。3つ目は“つながりを大切にすること”。困ったときは、全スクールの9000人を超える仲間や20万人以上の卒業生がそばにいることを思い出してください。これから一緒に、夢に向かって進んでいきましょう!」
▼KADOKAWAアニメ・声優アカデミー/KADOKAWAマンガアカデミー 名誉アカデミー長 井上 伸一郎 様
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日は、2つのことをお伝えしたいと思います。1つは“すべてがつながっている”ということ。たとえば大河ドラマ『べらぼう』を見ると、江戸時代から現代への多くのつながりに気づかされます。主人公は今でいう出版の編集者やプロデューサー。当時の娯楽本(黄表紙)は現代のポップカルチャーに、花魁道中はランウェイの原型に通じるものがあります。皆さんが学ぶこと、ヒト、すべてがつながっています。社会に出れば、そのつながりを実感するはずです」
「もう1つ”皆さんの仕事は世界に通じている”ということ。近年では『SHOGUN 将軍』のように日本語中心の稀有な作品が海外で高く評価され、アニメやマンガ、小説といった日本発の作品が世界中に広がっています。コロナ禍を機に映像配信が広まり、日本の文化がより多くの人に届くようになりました。皆さんがこれからはじめるものが土台となり、世界へとつながる可能性もあります。ぜひ志を高く持って進んでいただけたらと思います」
▼講師祝辞/レコールバンタン講師 Toshi Yoroizuka オーナーシェフ 鎧塚 俊彦 様
「新入生の皆さん、おめでとうございます!まずは学校で基礎をしっかり学んでください。基礎は誰かが決めたものではありません。お菓子の場合も、100年以上かけて磨き上げられたものが基礎になりました。どの世界にもある基礎を学び、自分なりに表現を変えていったらいいと思います。
「そして”自分だけの成功の方程式”を作り上げてください。横軸は個性、縦軸は時代の流れです。先生や先輩の教えは聞くことが大切ですが、言われた通りのままでは成功しません。なぜなら皆さんの時代には通用しないからであり、個性も違うからです。そして1000人いたら、1000通りのゴールがあります。皆さんの思うゴールに向かって進んでください」
「私にはリスペクトしている方々がいますが、共通していることはやり続けてきたこと。どんな道を選んでも、”やり続けること”が最も大切です。最初は苦手なことでも挑戦し、やり続けていくことで、最終的には自分の好きなことを武器にできるようになります。自分だけの武器をぜひ見つけてください!」
<先輩からのメッセージ>
▼バンタンデザイン研修所 専門部 ファッションプロデュース専攻 卒業生 古賀滉大さん
「ファッションプロデュース専攻では、縫製、企画、グラフィック、プレゼンテーションなど幅広い分野を学ぶことができ、さまざまなスキルと知識を身につけることができます。現在はアパレルブランドの卸とアパレル製品を手がける会社で働いていますが、学生時代に学んだ業界の仕組みや知識が活かされています」
「学生生活を振り返り、やる意味はあるのかと感じることでも、”やってみる”ことで考える力を養ったという実感が持てました。そして、困難を乗り越えて最後までやりきることが人間として大きくしてくれるはずです。新しい環境に踏み出すこの瞬間は、皆さんにとって大きな成長の機会となります。なりたい姿をできるだけ細かく想像し、自分らしく、そして楽しむことを忘れず、自分の道を切り開いていってください」
▼バンタンクリエイターアカデミー 高等部 マネジメント専攻 3年 中西光優さん
「将来エンタメ業界に携わる仕事がしたいと考え、バンタンへ入学しました。バンタンの授業は100%現役クリエイター講師から学ぶことができる実習授業です。動画編集や撮影、SNS運用、各種イベントの企画運営など、スキルを身につけ、経験する機会がたくさんあります。また、個人で活動する時間が持てることもバンタンの特長。私は目標としていたインターンシップに参加しました。1社目は数多くのインフルエンサーが所属する会社で、TikTokのトレンドリサーチや動画編集を経験。今年の3月からは株式会社TWIN PLANETで、アイドルグループの動画撮影・編集、楽曲をSNSで配信するための企画などを行っています。マネージャーとしての仕事をリアルに体験しながら、自分のスキルを発揮することができています」
「夢や目標を叶えるためのポイントは、苦手分野の克服/夢を宣言する/全力で行動すること。これらを実行することで、苦手が自分の強みに変わり、夢の公言がチャンスを引き寄せ、行動に伴う努力が成長につながりました。本日の話が夢へのきっかけになれば嬉しいです」
▼バンタンゲームアカデミー 専門部 ゲームグラフィッカー専攻 2年 松下春菜さん
「この1年で経験した中に、”チーム制作”があります。これはメンバー主体でゲーム制作を行うものです。私は1年のうちに7つのゲーム制作に携わり、キャラクターデザイン・UIデザイン・武器デザイン・背景モデリングなどを担当。他の校舎と共同制作したもの、企業とのコラボ、東京ゲームショウへの出展など貴重な経験ができました」
「皆さんにぜひやってほしいことが3つあります。1つ目は自主制作。授業を学んだことを活かしながら試行錯誤することで、自分で知識をつなげていくことができます。2つ目はチーム制作。実践経験を積めることはもちろん、専攻以外の知識も身につけることが可能です。3つ目はいろんな人と話すこと。さまざまな考えに触れることで知識が広がるからです。皆さんと学び活動できることを楽しみにしています」
▼ヴィーナスアカデミー 高等部 トータルビューティ専攻 3年 本田るあさん
「私はここでヘアメイク、エステ、ファッションなどのトータルビューティを学んでいます。1年次には憧れだったリアル恋愛バラエティ番組に出演。さらにTGC teen、ヴィーナスフェス、卒業制作展と2年間で3つもの大きなファッションショーに出演できました。ファッションショー出演は入学時に目標にしていたこと。ウォーキングや魅せ方など、表舞台とは違う努力の裏側を知り、先輩や先生方に支えられながら成長・実現することができました」
「ここにはオシャレな人、キレイにメイクをしている人がたくさんいます。他のスクールも同じで、目指す専門科目への意識が高い人、優れた人もたくさんいると思います。最初はビックリするかもしれませんが、どんなときも諦めず、たくさんの人と出会い、話して、ぜひ吸収していってください。きっと自信につながります」
閉式後の新入生からは…
「すごい入学式で驚いた」「式の前は緊張したけど楽しかった」「ヘアメイクを3学びたい」「映像監督を目指して学びたい」「将来MVを作りたい」といった声が寄せられました!
バンタンの“メンバー”として、仲間との出会いを大切に、そして夢を叶えるため、バンタンライフを思い切り楽しんでくださいね!