VANTAN FANS FES 2024 in TOKYO 〜あなたも誰かのファンになる〜

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9月22日、EBiS303にてVANTAN FANS FES 2024が行われました。

バンタンデザイン研究所に在籍する未来のクリエイターたちが、自身の作品を発表する今回のフェス。
新しい才能に触れることで、来場された方たちが誰かのファンになるきっかけの場となっています。

今回はデザイン映像学部の様子をお届けします。

専門部映像クリエイター専攻1年制による「映像クリエイター専攻 作品展示」。
ここでは「鉛筆の売り上げをここ10年で最大にする」動画広告を展示。
メンバーそれぞれが企画を立案し、動画の撮影・編集など全ての工程を一人で製作した作品です。

アオキ シュンヤさんは絵を描く鉛筆を写した作品を制作。

アオキさん
「小学生の頃って鉛筆で自由帳とかにたくさん落書きしたじゃないですか。
そんな懐かしさを感じてもらえたらなと思って作りました。
見ている側が飽きないように、音楽に合わせて編集もしました。」

今作品が初めての撮影経験だったというアオキさん。
次回作はもっとクオリティをあげていきたいと話していました。

次は「R11Rアワード・イラストアートコンペティション」をレポート。

10月に行われる池袋パルコでイラストアートイベント「EMOTIONS」への出展をかけて、
メンバーたちが作品を制作しました。
株式会社R11RのCEO / CCO 柿坂 龍之介様によって選ばれた作品の表彰式の様子をお届けします。

全46作品中、優秀賞が5作品。
そして、最優秀賞の1作品が池袋パルコに出店されます。

まず、柿坂様からの総評がありました。

「このイベントのテーマである『EMOTIONAL』に、
メンバーの方々が向き合って作品を制作してくれたのがとても伝わってきました。
どれも素敵な作品ばかりで選ぶのは大変でしたが、中でも独創性に焦点を当て、
その人の考えや個性が作品に表れているものを選ばせていただきました。」

優秀作品に選ばれた作品をご紹介します。

バンタンデザイン研究所 東京校 2年制イラストレーター専攻の生徒作品。

タイトルは「情緒の聖変化−トランサブスタンシエーションエモーション−」。
眼帯を外すと碧色の光を放つ黄金の瞳が現れ、
とてつもない集中力とパフォーマンスを発揮する、17歳の少女・夢を描いた作品です。

大阪校 2年制イラストレーター専攻 ニシオカ ユウさん。

「Boom!」と題されたこちらの作品は、素敵なものに出会った時の心が躍るような感情を表現。
そんな気持ちが見る人にもリンクしますように、との願いが込められた作品です。

東京校 2年制イラストレーター専攻の生徒作品。

作品タイトルは「どこかのバール」。
とある晴れた日のランチ時に、どこかの国のどこかの街で、
大好きなパフェとケーキを注文する少女を描いた作品です。

東京校 高等部4年制イラストレーター専攻 サトウ ネネさん。

作品のタイトルは55。
サトウさんはパルコの55周年に合わせて、手で5を表した少女たちを描きました。

東京校 2年制イラストレーター専攻 トメオカ ノノカさん。

トメオカさんの作品は「ほっこりおでん」。
作品を見た人にほっこりと温かい気持ちになってほしいとの願いを込めて制作したそうです。




そして最優秀賞に輝いたのは…?

東京校 2年制イラストレーター専攻 カワグチ コノミさん。

最優秀賞を受賞したカワグチさんの作品が、10月より池袋パルコに出店されます。
タイトルは「なんて素敵な世界」。
お店の商品が、ダンボールから世界へ飛び出していく様子を描いた作品です。

表彰式直後のカワグチさんにインタビューを行いました。

カワグチさん
「テーマに合わせて、私も自分の好きなものを描こうと考えました。
なので、コンセプト自体はスっと決まった感じがします。
まずは構図と背景から設定して、そこから詰めていきました。」

―制作段階で、楽しかった部分や難しかった部分などを教えてください。

カワグチさん
「楽しかったのは、キャラクターデザインです。
バレエコアとスポーティーさを融合させたファッションが好きで、書くのも楽しかったです。
逆に難しかったところは、背景です。
ダンボールをどのくらい目立たせるかの塩梅に、試行錯誤しました。」

表彰式では目に涙を浮かべていたカワグチさん。
皆様もぜひ、池袋パルコに足を運んでみてくださいね。

他にも様々な作品が目白押しだった今回のVANTAN FAN FES. 2024。
ご来場された方々がメンバーたちの作品に心を掴まれる、素敵なイベントとなりました。

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