<セミナーレポート>大人気マルチクリエイター・こっちのけんとさんに、直接プレゼンできちゃう神回!2日間で、「はいよろこんで」のグッズデザインor MV制作の仕事を体験!
バンタンデザイン研究所は、「実践」重視のカリキュラム!
現役プロフェッショナルが指導するから、実践的スキルを身につけることができます。
夏休み中に実施された体験授業
「サマーセミナー」でコラボレーションするのは……大人気マルチクリエイター・こっちのけんとさん!!!
受講生は、「グッズデザイン」or「映像制作」のいずれかの職業体験ができます!
「グッズデザイン」は、「はいよろこんで」のTシャツ、CDジャケット、ステッカーなどのデザインを、
「映像制作」は2日間で「はいよろこんで」MV撮影から編集までをトータルで行うという本格的なプログラム!
今回は、全2日間のうち、2日目をレポートします!
1 こっちのけんとさんに、グッズデザイン&MVをプレゼンテーション
1日目で、「グッズデザイン」チームは、こっちのけんとさんへのヒアリング、
「映像制作」チームは撮影を終えて、2日目で制作の仕上げに取り掛かりました!
15:30からは、作品の「展示会&発表会」を実施!
受講生同士で、作品を見られるだけでなく……
受講生自ら、こっちのけんとさんに、約30秒間で制作意図をプレゼンテーションします!
マエカドさんは「昭和レトロなゲームボーイ風字体が特長です。
文字の中には、“メガネ”のモチーフが隠れていて、遊び心を加えました」とプレゼン。
「やわらかい雰囲気にしたかったので、瞳も顔も『丸』を意識してデザインしました」とアイカさん。
シバタさんは「こっちのけんとさんの似顔絵です!
クリエイターとコラボレーションできる貴重な機会で、面白かったです」と振り返ります。
2 ミュージックビデオを撮影から編集までトータルで体験!
「はいよろこんで」のミュージックビデオを制作!
全3本のMVがお披露目されました。約1分間の動画に、
こっちのけんとさんによる歌唱&ダンスシーン、受講生も加わってのダンスシーンなどをテンポよく編集。
映像制作を行った受講生は、
「音をためるときの映像が寂しいと思ったので、歌詞を入れて工夫しました」
など、こだわりを発表しました。
3 こっちのけんとさんが、ピックアップ!「お気に入り」作品とは?
展示会&MV試写会を終えて、こっちのけんとさんが各部門からお気に入り作品をピックアップ!
「うわー、超悩む!皆さん、いっぱい考えてくださったんだと思います」
と言いながら、選ばれたのがコチラ!
1つめの作品は、「オレンジをメインに緑を入れてくださっているのがカッコよかったです」。
2つめの作品は「お寿司ステッカー、マジで可愛いです!」
3つめの作品は「緑色のマグロ!発想の勝利だと思います。
普通、緑の寿司はないよなーと思いがちですが、
Tシャツにプリントしたり、ピクセル風にしたりしても可愛くなりそう!
まだまだ進化の可能性がありますし、超惹きこまれました!」
また、映像作品は「3作品目が自分の脳内の編集イメージに近いです。
色味なども細かく見させていただきました!」とフィードバック。
そして、作品を制作したメンバーに
「どこにも売っていないし配ってもいないんですが……」と言って、
貴重なオリジナルステッカーをギフティングしてくださいました!
4 2日間、指導した講師からもメッセージ!
各分野を指導した講師からもメッセージが送られました。
イラスト指導・和田講師
「受講生の皆さん、2日間でやり遂げて全員すごいです!
実際のアーティストさんとコラボレーションできるなんて、なかなかない経験だと思います」
グラフィックデザイン指導・今井講師
「ステッカー、Tシャツ、CDジャケットと制作するものが多く、終わるのかなと思っていました。
ここまで仕上げてすごいなと思います。普段目にするものがとても大切です。
是非これからも感性を磨いていってください」
映像制作・川端講師
「今回の撮影では、こっちのけんとさんが優しく教えてくださいましたが、
実際の現場ではアーティストが教えてくださることはまずありません。
ぜひこれからも、良い映像を制作していってください!」
――― こっちのけんとさんから、クリエイティブ業界を目指すメンバーにメッセージをお願いします!
「2日間、お疲れさまでした!僕は、自分が今置かれている現状を、9.9割、運だと思っています。
結論から言うと、『自分の人生を作品として作る』という感覚が大事だと思います。
続けることが大事。あと一歩なんか足りないときに、いったん休んで、無理やり走らないこと。
業界的にもそういう風潮に変わりつつあります。自分を削らずに作品を作ってください。
最後に。我々のようにものづくりをする人は、親御さんに頼らなくてはいけないときがあると思います。
親に感謝してください。そして、自分に自信があるということをお伝えして、
ものづくりをしていってください」と、熱いエールを送ってくださいました。
5 クリエイティブ業界を目指す人たちへ!「必殺ワザ」を確立する方法とは?
最後に、こっちのけんとさんのスペシャルインタビューをお届け。
――― 今回のバンタンデザイン研究所とのイベントに参加されて、どのような感想を持たれましたか?
こっちのけんとさん(以下同)
「初心というか、自分も気付いたらものをつくっていたなと思い出しました。
登壇して受講生の皆さんの目を見たとき、全員が本気で!
『この夏休み期間中に、すごいものを持ち帰るぞ』というパッションを感じました。
また、『やってみたい』という気持ちが溢れていました。
実は、自分が高校生のときは、ここまでの熱量はなくて。実践には、おとしこんでいませんでした」
――― 高校生のとき、ここまでの熱量がないというのは意外です。
「自分は、大学にいってから活動を始めようと思っていました。
ここに参加されているご本人もすごいですし、親御さんもすごいなと思います。
バンタン芸術学院大学部は、大学卒業資格も取れるし、
クリエイティブも学べると聞き、いいと思いました。
資格を取って就職もできるし、アーティストという道もどちらも目指せます」
――― これから、クリエイティブ業界を目指す人が意識すべきポイントは?
「僕が心に銘じているのは、『必殺ワザ』を作りたいということ。
『自分といえば、これ』みたいなものを作れたらいいです。
僕であれば、ネガティブな感情×明るいリズムが必殺ワザです。
これだけは負けない、これを使えばシュートが決まる!というものがあるといいですね!」
――― 作品のアイコンでもある「昭和風のイラスト」「ネガティブな感情×明るいリズム」は、いつ頃から思い描いていたものなのでしょうか?
「今のようにオリジナル曲を出す前から、『アカペラカバー』をしていました。
活動する過程で、“ただ”カバーしているだけになっているなと思い、
であれば何か自分なりの表現はできないかな?と考えました。
エフェクトをかけて世界観を作ったりと、こだわっていくうちに、
『自分はキレイな映像や色味が苦手だな』と気付き、運動会のとき、
お父ちゃんが持っていたようなビデオカメラで撮ってみたりしました。
ちょっとした工夫を重ねていくうちに、自分の好きなものが見えてきて、
今のようなスタイルが得意分野になっていきました」
――― 必殺ワザを確立させるためには、どうすればいいでしょうか?
「自分の得意技を伸ばすことにプラスして、
他の人がその分野でできていること・できていないことを見てみてください。
すぐには難しいかもしれませんが、自分に多少うぬぼれながらやるといいと思います!
100%うぬぼれるアーティスト的な方向もいいと思いますが、
バンタンデザイン研究所に通う人は、きっと職業として目指す人が多いと思います。
なので、多少うぬぼれるくらいの自信が必要かもしれません!」
【PROFILE】
IG: @suppokopeppoko
老若男女、国籍関係なく楽しめる楽曲&映像制作などクリエイティブを得意とするマルチクリエイター。アマチュアアカペラの大会「A cappella Spirits」全国大会にて2年連続優勝し、口だけで曲を演奏する”1人アカペラシンガー”としてYouTubeで活動。2022年8月に初の配信シングル「Tiny」をリリースし、同年12月に発表した「死ぬな!」がTikTokを中心に話題になった。2024年5月リリースの「はいよろこんで」は各バイラルチャートを席巻するヒット曲に。日本のみならずさまざまな国のバイラルチャートにランクインし、グローバルに支持されている。