24.01.20 24.04.20 更新

ポートフォリオマッチングサービス「ViViViT」をフル活用して、内定を獲得!ViViViT活用セミナー&「クリエイティブ職」採用で重視されることを徹底解説!【バンタンデザイン研究所】

学生インタビュー
その他
東京校
グラフィック・イラストアート専攻
映像・映画専攻

バンタンデザイン研究所では、就活・キャリア支援制度が充実しています。

具体的には、スタッフとの進路相談、履歴書・面接指導、新卒採用・現場実習の紹介、そして「おしごとラボ」と呼ばれる企業さまとのコラボレーションによる就職支援セミナーです。

今回は、作品を投稿し、しごとに出会うポートフォリオマッチングサービス「ViViViT」様との就活応援イベントをレポート。

ViViViT限定で一次選考を行う企業様もあるほど、デザイナー、クリエイティブ職の応募に欠かせないサービスです。

本日のゴール。ViViViTの使い方を知り、冬・春休みに使いこなす!

【登壇者様】株式会社ビビビット マーケティング事業本部 クリエイティブマーケティング部 はたらくビビビット 副編集長 井上 佳子様

 

株式会社ビビビット井上様(以下、井上様)「ViViViTは、オンラインで作品を投稿し、しごとに出会うポートフォリオマッチングサービスです。クリエイティブ企業が数百の単位で登録しています。また、ViViViT限定で一次選考を行う企業様もあります。新卒だけでなく、中途採用でも活用されています」と解説。

ViViViTに登録するとアカウントが発行されます。また、ポートフォリオを閲覧できるのは利用企業、更に追加で設定を行えば一般公開も可能です。

ViViViTでできることは?

ViViViTでは、、、

1. 作品を投稿して、自分のポートフォリオページを作る&お手本を見る
2. クリエイターを採用している企業の制作実績を見る
3. 企業とコミュニケーションを取る

ことが可能!

さらに、「はたらくビビット」というメディアでは、ポートフォリオページのブラッシュアップ変遷などを見ることができます。

そもそも、ポートフォリオとは?

井上様「ポートフォリオとは、仕事を得るためにデザインされた作品集のこと。創作、表現が目的のアートブックやジン、イラスト集とは異なります。なので、自己満足の作品集にならないように気を付けます。企業様に提出するポートフォリオも、紙で印刷して郵送する場合もあれば、PDFやURLで送る場合も。両方準備しておくと良いと思います。紙の場合は、エディトリアルデザインも必要になります」

就活で、ポートフォリオはいつ使う?

一般的な就活の流れは、インターン(一部実施しない企業も)⇒ エントリー ⇒ 書類選考 ⇒ 面接 ⇒ 内定 となっています。

井上様「デザイナーの場合、インターンに参加するためにポートフォリオが必要なケースもあります。面接での持ち物に含まれていなくても、ポートフォリオは持っていくと良いですよ」

企業様は、ポートフォリオで、、、

作品のクオリティ
作者はどんな人か  を見ていると解説します。

ポートフォリオがチェックされると、「あしあと」が残る!

ViViViTでは、企業様がポートフォリオや作品を閲覧すると「あしあと」が残ります。この機能によって、どんなチームから興味が持たれているかがわかります!

井上様「作品を投稿したら、1週間前後を目安に『あしあと』をチェックしてください。『あしあと』をたどることで、どんなデザインチームから興味を持っていただけているかがわかります。また、登録企業様も、ポートフォリオを公開しています。自社の制作実績、求人情報、動画なども公開しているので、企業研究にも活用できます」

マッチングサイトとしての機能 企業と求職者がつながれる!!

 

井上様「企業と求職者は、相互に『話したい』ボタンでアプローチ可能です!具体的には、タブ『ポジション』から『話したい』ボタンで、気になる企業様へのアプローチができます。企業様が押す場合は、『会社に興味を持ってくれるんじゃないかな』という意図でアプローチしてくださる場合が多いようです。ViViViTは、まずは作品置き場として始めていただいてOKです!自宅にいながら、全国のデザインチームに向けて、作品を発信することができます。右上の『作品追加』ボタンを押すだけで、直感的に編集することができます

また、一回公開した作品も後から編集することができます。就活が本格化してきたら、誰に、どんな印象を持ってほしいかに合わせてページを作りましょう。

ポートフォリオ編集のPOINTをおさらい!

1.  なにをつくったのか
2. どのようにつくったのか
3. どんな進路を考えている人なのか

を意識してください。

株式会社All Ads様が明かす、デザイナーはココを見ている!

実際に、ViViViTを使いデザイナーを採用している「株式会社All Ads」より、人材戦略室マネージャー西山様(写真左)、坂野様をお招きしました。

All Ads 西山様「オルアズと申します。私たちの会社は、インターネット広告を使いクライアント様の課題を解決する事業を行っています。お客様は、商品やサービスをもつ『事業会社』です。会社様に対して、売上を上げたいといった課題に対してコンサルティングを行い、どういった広告にするか、また配信した結果どのようなアクションを行うか提案しています」

 

――― ViViViTをどのように活用されていますか?

All Ads 西山様「当社はめちゃめちゃ活用しています。新卒のほとんどをViViViT経由で採用しています。現場のデザイナーがポートフォリオを一つひとつ見て、自分の業務に合いそうな場合、『話したい』ボタンを押しています」

――― では、「あしあと」がついていれば、デザイナーさんが見てくださっていると考えて良いでしょうか?

All Ads 西山様「そうですね。最初は人事が見ていましたが、現在は業務内で時間をつくりデザイナーに見てもらっています。日にもよりますが、1日1時間ほど数人のデザイナーが見ています」

 

――― 企業様からの検索方法は主に3通り。①作品から探す/②求職者から探す/③検索窓からキーワードで探すです。作品から、求職者から探す方法が多い印象ですが、オルアズ様では、どの検索方法をいちばん使われますか?

All Ads 西山様「フィルターで、卒業学年、希望業種をしぼっています。当社の場合は、しぼったものはすべて目を通しますが、一枚目が良い印象だと前向きな印象で見始めます。メインビジュアルはより気合いを入れるべきところです」

――― 作品説明で、意識すべき点は?

All Ads 西山様「テーマ、作品の狙いは必ず必要かなと思います。例えば、『お菓子のパッケージデザインをしました』だけではなく、手に取る人がどういう人なのか分析できていると良いです。面接では、作品の狙いやペルソナを深掘りすることはあります」
ViViViT井上様「何を考え、誰に向けているのか。わざわざ書かなくてはいけないのか?と思われるかもしれませんが、是非書いてください!また、やりたいことや、長所のキャッチコピーがあると良いですね」

 

――― 『話したい』ボタンを押して、マッチングをしたあとのプロセスについて教えてください。

All Ads 西山様「採用担当から、面接のご案内をお送りさせていただいております。弊社の採用ツールがあるので、そちらへのご登録をお願いしています」

 

――― オススメの使い方は?

All Ads 西山様「できるだけたくさんの作品をのせる方法もあると思います。1月はある程度、学生さんが方向性を決めるタイミングだと認識しています。オルアズの場合ですと、広告やグラフィック作品をメインに構成していただくと、志望業界の軸が定まって良く見えるケースはあります」

 メンバーからの質疑応答!

――― 作品ひとつにかける時間は重視されますか。

All Ads 西山様「制作時間については、あまり気にしていないです。制作のときに使うアプリケーションの説明は、あると良いですね」

――― ポートフォリオの作品について。ひとつの作品を長くのせるのか、それとも数をたくさんのせるのがいいのでしょうか?

All Ads 西山様「目につきやすいのは、色々なパターンがのっているほうですが、内容次第でどちらでも構いません」

 

――― 良いポートフォリオ、悪いポートフォリオの違いは。

All Ads 西山様「自分が表現したいことだけをのせていると、印象があまり良くないかもしれません。色々なジャンルのデザインができると伝わると良いと思います!」

 

――― ポートフォリオ以外に、何か印象を良くする方法はありますか。

All Ads 西山様「『私について』はアピールできるかなと思います。スキルセットだけでなく、『私はデザインを使って課題解決をしたいです』と説明されている人がいて、弊社にめちゃくちゃ合いそうだなと感じました。その方は、実際にご入社されました」

 

こうして、約2時間のイベントが終了!参加したメンバーにも、感想を聞きました!

デザイン&イラスト専攻 佐々木さん

「ViViViTさんの使い方を知ると知らないとでは大違い!参加して良かったです」

デザイン&イラスト専攻 高師さん

「株式会社サンリオ様など、憧れの企業が採用活動をしていると聞いて驚きました。また、求職者からも『話したい』ボタンを押せるので、企業様をより身近に感じられます」

デザイン&イラスト専攻 高野さん

「ポートフォリオは、自己満足ではなく、『相手に自分のことを知ってもらう丁寧な手紙』という言葉が印象的でした」

セミナーの後は、内定を獲得したポートフォリオを大公開!

作品のレベルの高さはもちろん、構成、エディトリアルデザイン、製本まで細部にまでこだわられていて、どれも非常に秀逸でした。

バンタンデザイン研究所では、こうした就職・キャリア支援イベントが豊富です。イベントで、たくさんの実践的ヒントを持ち帰って、これからの就活に役立ててください!

 

【ViViT】

【All Ads inc.】

 

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